夢を追うって素晴らしい!ミュージカル映画「La La Land」は万人にオススメ!

一足遅いですが、「La La Land」を観てきました!

アカデミー賞では史上最多タイの14部門にノミネートされ、作品賞の発表では間違って呼ばれるという珍事が発生して話題になりましたよね!

普段ほとんどミュージカルを観ない僕なのですがw、この映画はとても気に入ったのでレビュー記事を書いてみたいと思います!

あらすじ

ネタバレなくあらすじを書くのが少し難しい映画なのですが…簡単に。

映画の舞台はアメリカのハリウッド。

物語の主人公はカフェ店員のアルバイトをしながら、ハリウッド女優を目指す女性ミア(エマ・ストーン)。オーディションをたくさん受けるのですが、とにかく落ちまくります。

気分転換に行ったパーティーでも今ひとつノリ切れず、車に戻ってきたらレッカー移動されていて踏んだり蹴ったり。仕方なく道を歩いていると、バーからもれて聞こえるピアノの音に惹かれ、そのバーに入っていきます。

そこで出会うのが、ジャズを愛するピアニストのセブ(ライアン・ゴズリング)。彼はジャズが廃れつつあることを嘆き、その復活を夢見て自分のお店を持とうと奮闘します。自分のお店を開いて、古き良きジャズを多くの人に聞いてもらおうとするんですね。

この二人が偶然出会い、惹かれ合って行く…というのがストーリーの大筋です(ざっくりすぎw)

夢を追うって素晴らしい!

主人公の二人はお互いに大きな夢を持っていて、その実現に向けて前に進みます。僕がこの映画を見て一番強く思ったのが、「夢を追うのって素晴らしい、自分も頑張らなければ!」ということでした。

もちろん順風満帆ではなく、セブは安定した収入のために当初の夢から少し外れますし、ミアは幾度となくオーディションに落ちてその道を諦めかけます。それでも、二人はその都度自分のやりたいことを見つめ直し、夢の実現に向けて再び歩むんです。

二人の様子を見ていると、自分の夢ってなんだっけかとか、自分のやりたいことを今できているんだろうかとか、色々と考えさせられました。特に、夢を諦めかけたミアに対して放ったセブの言葉はグサッとささります。

とにかく映像キレイ!

ポスターにもなっている丘の上でのダンスシーンをはじめ、メチャクチャ映像がきれいです。マジックアワー(日が沈んでから真っ暗になるまでのわずかな時間帯)で撮られた場面が多かったので、撮影かなり大変だったろうなー。。。とついつい思ってしまいましたw

僕が一番ハッとさせられたのが、グリニッジ展望台のプラネタリウムでダンスするシーン。音楽がなってダンスが始まると、身体がふっと浮いてプラネタリウムの星空の中に二人が入っていきます。美しい星空の中で、シルエットだけになった二人がダンスしている姿…感動的です。

映像がキレイ!それだけでも見る価値がある映画だと思います。

音楽とダンスの入り方が最高!

上の写真は公式Twitterから拝借したものですが、映画の冒頭のシーンです。渋滞したハイウェイでいきなりダンスが始まるんですが、ノリノリの音楽ともに、車の上でガンガン踊ったり飛び跳ねまくっちゃいます笑。最初はおいおい大丈夫かとか、もったいないと心の中で突っ込んでしまいますが、段々ともっとやれ!と思ってしまうから不思議です笑。この画像ホントに衝撃的ですよねw

「La La Land」はミュージカル映画なのですが、他の映画と比べて音楽シーンは少ない気がします。ミュージカル好きの方には物足りないと思いますが、僕のようにそうでない一般視聴者にとっては、音楽と通常ストーリーのバランスがとっても心地良いと感じました。

冒頭のハイウェイのシーンはミュージカルっぽく唐突に始まるのですが、他のシーンはとっても自然に歌やダンスに入っていくので、見ていて違和感がないです!

ちなみにですが、「La La Land」はアメリカのスラング(俗語)で、二つの意味があるそうです。

  1. カリフォルニア州ロサンゼルス(特にハリウッドを指す)
  2. 現実から遊離した精神状態

この二つの意味は、映画を見た人だったらとってもしっくり来ます。映画の舞台はハリウッドですし、音楽が始まって空想の世界に入っていくシーンもたくさんあります。すっごくぴったりなタイトルで素敵ですねー。

こんな人にオススメ

「La La Land」はミュージカルが好きな人にもそうでない人にも、どちらにもオススメです。ただ、先ほど書いた通りずっと音楽がなっているという訳ではないので、そういったものを期待して行くとちょっとガッカリしてしまうので要注意です。

とはいえ映像や音楽、そして夢に向かっていく二人の様子は、誰もが純粋で美しいな、見て良かったなと思えること間違い無しです!最後はちょっと切ないのですが、大人のおとぎ話という感じで、もう一回見たいなと思える作品。

夢って何だろうと思って悩んでいる人、夢を諦めてしまった人、美しい音楽や映像を楽しみたい人などなど、どんな人にもオススメです!

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プロフィール

Kenta Nakazato
平日は写真関連の企業に勤め、週末は写真を撮ってます。
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