こんにちは。本ブログを運営するナカザト(nakaken0907)です。皆様、カメラのストラップは何を使っていますか?僕は今まで、ずーっとメーカーのストラップを使っていました。特に違和感や不便を感じることもなく、なんとなく。
今回は初めてカメラストラップを購入。あまりの便利さに、なんでもっと早く買わなかったんだろ!と後悔するくらいだったので、意気揚々と紹介していきます!
Peak Designのストラップ、「SLIDE」
今回購入したのはPeak Design(ピークデザイン、以下PD)社製のストラップ。尊敬するカメラマンのイルコ氏が紹介しているのをyoutube見て「これメッチャいいじゃん!」と思って即ポチットしました。
カラーはネイビー・ブラック・ラッセン(レッド)の3色展開。僕はずっと黒いストラップだったので、気分を変えるために今回はラッセンを選択しています。金額は7,000円くらいでした。
他に、PD社製のベルトにくっ付けるためのアタッチメントも同時に購入したのですが、それは次の記事でご紹介します。
※2018年4月12日追記:本商品は一世代前の商品となっています。現在のラインナップはブラックとアッシュの2色展開。レッドは品薄のため、もし欲しかったらお早めに!
開封の儀
単品の箱で撮るのを忘れてましたごめんなさい!今回紹介するストラップは一番右の縦長のものです。pdのロゴとSUMMIT EDITIONの文字が。
ふたを開けると左側に説明、右側に本体が見える作りになっています。このパッケージデザインがなかなか粋です。
付属する部品を全て出して並べてみました。カメラストラップなのに、けっこう色んなものが付いてきます。
・ストラップ本体
・着脱用のアンカー×4
・小物入れ
・六角レンチ
肩に当たる部分は約4.5cmです。僕はD4SというNikonの中でもかなり大きいカメラ(1.3kg以上ありますw)を使っていますが、それでも十分なほどの幅です。
小さいカメラ用には、スライドライトという商品があります。そちらは3.2cmとのことなので、コンデジやミラーレスはそちらの購入をオススメします。
Anchor links(後述)との接合部分はこんな感じ。本体の色合いと皮の部分の色が良い感じにマッチしていて、センスを感じます。
先っちょには、三脚にくっ付ける部分と同じ形になっています。これによって、規格があう三脚であればそのまま付けることが出来るんです。三脚をよく使うので、これはめちゃくちゃ便利。
ストラップからはずしたところです。
このポタラみたいなのがAnchor Links(以下アンカー)というもので、こいつがあることによってストラップとカメラ本体を簡単に付け外しが出来るんです。メチャクチャ便利。4つ入っているので、2つまでは無くしても大丈夫なのがありがたい。
PD社の製品はこのアンカーが使われているものが多く、ポーチやレンズホルダーなどでも使い回せるようです。
六角レンチは、カメラの下部にストラップをくっ付けるときに使います。
小物入れは、アンカーとかを持ち運ぶ用ですかね。ただ、アンカーは小さいので、チャックになっていないとスルッとおちてしまいそうでちょっと不安…なにか別のものを入れるために使おうと思います。
こんな感じの説明書も入っています。写真で分かりやすいので迷わず使えます。
カメラにくっ付ける
それではカメラにくっ付けていきます。
まずは右上に一つ、アンカーをくっ付けます。こんなストラップ巻だと、落ちてしまわないか不安になると思いますが、紐の部分がかなり固くなっているので意外とカッチリとくっつきます。
続いてカメラの下の部分ですね。まずは手で軽く巻きます。
そして六角レンチでギュッと締めます。ここが緩んでカメラが落ちてしまうと困るので入念に巻いていきます。
こんな状態です。D4Sはデカいのでちょっと不安定w
ちなみにこの画像では右上にアンカーをくっ付けていますが、自分のスタイル(ストラップを左肩に付ける)だと左上の方が良いことが分かったので、今は左上付けています。
ストラップをくっつけた完成系がこんな感じです。どうでもいいけど液晶モニターが汚いですねwいま気付きました。
肩にかけたのがこんな感じ。私服がださいというツッコミはご遠慮下さいw
ショルダーバックみたいにして背中に背負うことができます。こうすると重たいカメラでも持ち運びがとっても楽です。あ、ここら辺の写真はカメラがD600なのでD4Sより少し小さいです。ただ、いつもはD4Sで使ってます。
僕はリュックを背負うことが多いので、普段はこれくらいの位置にカメラを置いています。
肩のこの部分がポイントで、これによって長さを簡単に変えることができるんです。調整するためのレバーになっているんですね。これによって背負っている時はピタッとなるよう短くしておき、カメラを構える時に緩めるというスタイルが可能に。
歩いているときにブラブラしているとカメラと自分の背中がぶつかって嫌ですからね。
肩にかけた状態から、ストラップを緩めて構えるまでをGifにしてみました。すごくスムーズですよね。
この黒い部分は滑り止めになっているので、ひっくり返して肩にかけるととずれにくくなります。ただ、そうするとレバーが裏側に回ってしまうし、Gifでお見せしたようなスムーズな伸縮ができなくなるため僕はほとんどひっくり返して使っていません。
最後に良かった点などをまとめてみます。
良かった点
1. 着脱が簡単
これは本製品だけではなくPD社の製品全般にいえることで、アンカーによる着脱がとっても便利です。ストラップがいらない場面ではすぐ外せるので、動画を撮る時にスタビライザー使うなどは楽。
D4Sのように重いカメラの場合は長時間撮る時にハンドグリップが欲しくなるのですが、PDのグリップであればアンカー対応しているので、グリップとストラップを付けたり外したりできるのも良いです。
一度このシステムの便利さに慣れてしまうと、もはや他のストラップに戻るのは難しいと思いますね。いやはや、ホントによく考えられた仕組みです。あっぱれ。
2. 長さをすぐに変えられる
前述したように、すぐに長さを変えられるのは予想以上に便利ですね。旅行中などは長い時間を歩きながら、気になった時に写真を撮ります。ストラップが長いとカメラがブラブラして嫌だし、短過ぎると構えづらいというトレードオフ(?)みたいな関係があります。
歩く時は短くしておいて、撮るときにすぐに緩めるというスタイルはいいとこ取り。
3. デザインがいい
これは完全に個人的な感想ですが、デザインがかっこいいと思います。赤というよりも茶色に近いような落ち着いた色なので、ある程度どんな服装にも合う。接合部分の金属の部分や皮の部分も、質感がよくシックにまとまっています。
メーカーのロゴもさりげなく入っていてうるさくない感じ。
4.三脚にそのまま付けれる
カメラを三脚に付けるのって結構面倒くさいですよね。Peak Designのストラップであればクイックシューの形になっているので、三脚にそのまま付けれます!アルカスイスという共通規格になっているので、多くの三脚に付けることができます。
ただ、僕の持っているトラベル三脚はSLIKの独自規格となっているため、雲台を変える必要がありました…ガーン。雲台を買うと三脚ほどの値段がしちゃいますがw、お気に入りの三脚なので雲台を変えて使おうと思ってます。
参考:小さいのに安定感抜群!SLIKのコンパクト三脚”AIRY M100″が傑作すぎる件
懸念点
不満点も書こうと思ったんですが、今のところ特に不満がないため書くことができません!
あえて言うとすると、ストラップをカメラ下部にネジで止めているため、緩んで落ちないかが懸念です。今のところは特に落ちそうな気配は見せていませんが、定期的に締め直さないと若干不安ではあります。
最後に
微妙な部分や懸念点も書きましたが、それもあえて挙げればという感じで、総じて大満足なプロダクトでした。かっこいいし便利なので、本記事を読んでみて気になりましたら購入みてください〜!
そして、今回はベルトにくっ付けるアタッチメントも一緒に購入したことで、カメラ2台での撮影が凄まじくやりやすくなりました。結婚式での撮影などでは本当に便利。次回の記事ではそれをご紹介したいと思います。
今回、僕の写っている写真はwebledgeのけーすけが撮ってくれました。毎回毎回ありがたやぁ。。