桜とリンゴだけじゃない、魅力あふれる青森・弘前に旅行いってきました

こんにちは@LENS_BLOG_です。先日、温泉に浸かるために青森県に行って参りました。

もともと12月に温泉へ行くことは奥さんと決めていたものの、パンフレットやネットを見てもなんとなく決め手がなくて全然決まらず。ふと「温泉」という言葉から一旦離れてどこに行きたいかを話し合ってみたら、「そういえば星野リゾートに泊まってみたくない?」という流れに。

漠然とした無限の可能性の中から選ぶのはとっても難しいのですが、何かを一つ決めてしまえばそこから先は考えるのが楽ですよね。星野リゾートに行くことを決めてみたら、その中から選ぶのはすぐでした。

僕らが選択したのは「界 津軽」。ただこの宿についての記事はすでに書いているので、今回は旅行全体について書いていきたいと思います!

飛行機に乗っていたら早くも山々は雪景色に。この景色が見えた瞬間、めっちゃテンション上がりました。雪ってきれいなんですよねぇ。

弘前

青森空港ついたらバスに乗ってまずは弘前に。上の写真は弘前の駅ナカにあるスーパー。名前に「apple」っぽいので、青森県民のリンゴに対する情熱を感じます。

ふと見回してみると、弘前駅構内のあちこちにリンゴが。隠れミッキーを探すような感覚でリンゴを見つけては写真に撮って喜んでました笑。

僕らが弘前駅に着いたのは10:30頃。まだランチが始まっているお店がほとんどなかったので、駅の中のそば処「こぎん」に入りました。写真を撮るのを忘れてしまったんですが、出汁がきいてて美味しかったです。

観光名所である弘前公園に向かいます。歩いていけるのかなーと思っていたのですが、雪道を2kmくらい歩かなければいけないことが分かり、諦めてバスに乗ることに。100円の循環バスがかなり走っているのでメチャ便利でした。無理して歩かなくて良かった…

弘前公園に着くと、そこは一面の銀世界。雪かきもされていないので普通に雪が積もってましたw

注目して頂きたいのが嫁のスニーカー。長靴とかではなく普通のコンバースで来てしまいました。後々、雪国なめてたわ…と後悔することになります笑

てくてくと弘前城を目指して歩きます。桜の季節には超満員になるという弘前公園ですが、この日はほとんど人がいません。

静寂に包まれた雪道のなか、自分たちの歩くザクザクという音だけが鳴り響く。行く先には真っ赤な美しい橋と、樹齢が何百年になろうかという大きな松。とっても神秘的な光景でした。

公園の周りの池はめっちゃ凍ってました。石を投げても貫通しなかったのでかなりしっかり固まってます。

ついに弘前城の天守閣に着きました。ドーンというでっかい城を想像してたら、意外と小さくてかわいらしいお城でびっくり。

この天守閣は元々お堀の近くにあったんですが、お堀の修繕工事に伴って数十メートル動かしたんだそうな。そんなことできるんですね。すげー。

おしろの目の前は見晴らしが良くなっていて、弘前の街と岩木山を一望できました。美しい風景。

弘前公園を出たところにある、藤田記念庭園へ。ここにはオシャレなカフェがあると聞きつけてやってきました。

僕の大好きな大正浪漫な作り。そういえば名前も「大正浪漫喫茶室」でした。

歩いていたらお腹もすいてきたのでコーヒーだけでなく「弘前産のリンゴ入りビーフカレー」もチョイス。

見てくださいこのフォトジェニックさ。リンゴがごろごろ入っている様子が見て取れます。光の差し込みも美しかったのでついつい引きで撮ってしまいましたよ。

見た目だけではなく味も一級品。ぴりっと辛いカレーに、地元でとれたリンゴの酸味と甘みが加わって絶妙なハーモニーに。弘前公園にきたら是非この味を堪能してほしいです。おすすめ。

食後はコーヒーとアップルパイ。アップルパイは色んなお店やファームのものがありました。僕らは2015年日経アップルパイランキング第4位の「ジャルダン」とタムラファームのアップルパイをチョイスしました。

どちらもサクサクとした生地と甘酸っぱいリンゴが良いバランスで、めちゃくちゃ美味しかったです。

大正浪漫喫茶室
・住所:青森県弘前市大字上白銀町8-1 藤田記念庭園内
・アクセス:弘前駅から土手町循環100円バス・市役所前から徒歩3分
・番号:0172-37-5690
・営業時間:9:00~17:00
・食べログHP:コチラ

大正浪漫喫茶室のすぐ近く、歩いて3分のところに昔の建物をそのまま使ったスタバがあるということで来てみました。カフェを出てすぐにカフェに行くというw

何この素敵空間。飲み物はいつものスタバなのに、いつもと違う優雅さで味わうことができました。

この後はスタバを出て、星野リゾートに向かいます。

道で雪かきをしていた女性。かっこ良かったのでつい撮影してしまいました。

ローカルな路線に乗って、星野リゾートのある大鰐駅に向かいます。星野リゾートについては、こちらの記事で書いていますのでご覧下さいませ!

陸奥鶴田 鶴の舞橋

星野リゾートに泊まった翌朝。吉永小百合さんのCM(JR大人の休日倶楽部)で有名になった鶴の舞橋を見るために、陸奥鶴田駅に来ました。

乗ったのはJR五能線というローカル路線。このレトロな感じがめっちゃ良い味でてますよね!男にはたまらないこの造形。

陸奥鶴田駅はホームの雰囲気からは想像できないほど、駅舎がキレイでおしゃれなんです。待ち合いの場所がカフェかと思ったw 大きな竜の山車もかっこいい。

郵便POSTには鶴がとまってます。陸奥鶴田という地名の由来は、昔は鶴がよく田んぼにいたからなんだそうです。

ここからタクシーに乗っていきます。片道10〜15分ほどで、料金的には2000円くらいでした。駅には常にタクシーが待機しているので心配しなくて大丈夫です。

これが鶴の舞橋です!ご覧の通り天気が悪く、橋の向こう側に見えるはずの津軽富士、岩木山が見えず…ちょっと残念な感じになってしまいました。

まぁそれでも、木のぬくもりを感じれる素敵な橋でした。距離は300メートルほどで、歩いていると風がとっても気持ちいい。

この橋のことを、行く道の中でタクシーの運ちゃんが色々教えてくれました。平成6年にできたもの(割と最近!)で、建設には2億円もかかったそうな。地元民としてはそんなお金かける意味あるのかみたいな顔で見られてたみたいですがw、最近CMの影響で人がくるようになったのは嬉しい様子。

鶴の舞橋を渡ったところにはタンチョウが飼育されてました。冬は人がこなくて暇なのか、僕らが近づいたら檻のところにきて興味津々の様子。

青森駅

再び五能線に乗って、お土産を買うために青森駅に向かいます。

五能線は中もレトロで本当にフォトジェニックな列車で、ついつい写真を撮りまくってしまいました。なんだか癒されるんですよねぇ…

青森駅では、最初に腹ごしらえをすることに。

やってきたのは「のっけ丼」で有名な青森魚菜センター。青森駅から徒歩5分ほどにある魚市場です。

のっけ丼は魚市場に並んだ色んな魚介を、自分好みにカスタマイズした丼にして食べれるという、ユニークかつ優れたシステムの丼です。

のっけ丼の流れ
1.5枚組(650円)or10枚組(1300円)のチケットを購入
2.器に入ったご飯と、お盆を受け取る
3.市場を周って、好きな具材とチケットを交換してご飯にのっけていく
4.自分好みの丼が完成

お店や商品によって、品数と必要になるチケットの数が違います。例えばウニだったら3枚、マグロ3切れだったら2枚、サーモン3切れだったら1枚みたいに、ものによって必要になるチケットの枚数が変わってきます

限られたチケットの枚数の中で、自分が何に注力するのか、とにかく品数を増やすのか質にこだわるのかなど、魚市場を回りながら戦略を考えるのがとっても楽しいんです

エビが好きな僕はもうコレをみたら取らないわけにはいきません。

どんどん選んでのっけていきます。

ちょっと立ち止まっていると、お店のお姉様方の華麗なるセールストークによりまんまとチケットを消費してしまいます笑。このお店はネギトロとサーモン3切れでチケット1枚というコスパの良さだったので迷わずOKしました。

そして最初はあまり考えずに消費していくのですが、チケットが減ってくると後は何を選ぶか慎重になっていくのが人間の心理というものw

まぁ普通に5枚買い足すというのももちろんできるのですが、何だか負けた気がしてしまうので10枚に抑えようと試行錯誤します笑。

ホタテのフォトジェニックさがヤバい。もう迷わずのっけていました。

そうして完成したのがこちら!写真ボケちゃってますねw中トロ、たこ、ホタテ、エビ、サーモン、ネギトロ、そしてシジミのお味噌汁を選択しました。

さっきまで市場に並んでいた食材なので、もちろんメチャクチャ新鮮で美味しい。食べてみて、改めて良いシステムだなぁと思いました。全国の魚市場が真似してほしい。

最後にやってきたのが駅徒歩2分のA-FACTORY。なんともオシャレな外装のショッピングセンターです。ここでお土産を買います。

なんだか棚に並んだお土産もオシャレ。

オシャレなカフェなんかもあります。インスタ狙ってますねー!笑 店員さんもオシャレが止まらない。

ファクトリーというくらいなので、お酒を作る工場でもあります。リンゴを使った炭酸のお酒、シードルを作っています。やっぱり青森と言えばリンゴですねぇ。

お土産を一通り買い漁ったのでカフェで休憩。甘いクレープ食べちゃいました。満足満足。

カフェスペースのテーブルに、シードルのテイスティングバーの説明があることに気付きました。これは最後の思い出にやるっきゃない!!900円分のチケットを購入し、全種類を飲んでみることに。

購入した900円のカードをテイスティングマシーンにいれます。

ボタンを押すとシードルが一定量出てきます。

全部テイスティングしてみたところ、僕はキモリシードル スイートが好きでした。味音痴な僕としては「あんまり違い分からないんじゃね…」と思っていたんですが笑、全然味が違うので色々楽しく飲むことができました。

最後にちょっと良い感じで酔っぱらい、この青森の旅行もいよいよ終了です。青森空港に向かいます。

辺りはすっかり暗くなっていて、並んだ明かりが雪に反射してとってもキレイでした。

最後に

いかがでしたでしょうか。「星野リゾートに行きたい」という思いから決まった青森旅行。当初はホテル以外にはあんまり期待していなかったんですがw、魅力あふれる素晴らしい場所だということがよくわかりました。

弘前は桜がとってもきれいとのことなので、今度は桜の季節にも来てみたいです。

そして、もし本記事を読んで青森にいきたいなーと思う方がいらっしゃったら嬉しいです!あわせて下記の記事も読んで頂けたらより嬉しいです^^

憧れの温泉旅館、星野リゾート界津軽に泊まってみた

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プロフィール

Kenta Nakazato
平日は写真関連の企業に勤め、週末は写真を撮ってます。
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