こんにちは。ナカザト(nakaken0907)です。
今年も都内は桜の季節が終わってしまい、悲しい限りです。桜ってなんでこんなにも心を動かされるんでしょうねぇ。歴史をさかのぼってみても日本人が桜を愛でる文化は古く、万葉集や百人一首でも詠われているくらいなので、日本人のDNAに染み込まれているんでしょうね。
今年(2018年)は桜が咲くのが例年よりも一週間以上早く、4月1〜2日には東京の桜は散り気味でした。本記事では、今年撮影した桜写真の中で気に入っているものを貼っていきます。
2017年版:【画像大量】今年撮った桜の写真を淡々とあげてみる。
今年はバチっと決まった写真よりも、見ていてなんだか感情が揺さぶられるような写真を撮りたいと思ってシャッターを切っていました。
この記事を書いていてふと頭に思い浮かんだのが、
花の色は うつりけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに
という百人一首にもなっている小野小町の短歌。桜の花の変化に自分の衰えを重ねて物思いにふけっている情景がすっと頭にはいってきて、テンポも良くてつい口に出したくなる短歌です。
優れた短歌のように、一枚から情景やストーリーを想像できるような、人の心を揺り動かすような、そんな写真を撮りたいなと思う今日この頃でした。