音楽の都ウィーンに行ったら絶対に訪れるべき6つの場所 −ハネムーンレポートその1 −

こんにちは、@LENS_BLOG_です。年末に大掃除をすると、思いがけないものが思いがけない場所から出てきたりしますよね。「あっ!そういやこんなのあったなー」って、ちょっとノスタルジックな気分になって掃除そっちのけで思い出に浸ってしまったりしちゃいます。

先日パソコンの中身を掃除していたら、2年前に行ったハネムーンの写真が出てきました。そういえばブログを始めたのは今年なので、その時の記録を残していません。ということで、3回に渡ってハネムーンで訪れたヨーロッパについて書こうと思います!

訪れた場所
1.オーストリアのウィーン
2.チェコのチェスキークルムロフ
3.クロアチアのドブロヴニク

まず今回の記事では、オーストリアのウィーンについて書いていきます

ウィーンで訪れた場所

ウィーンは合計で1日半観光をしています。訪れた場所はこんな感じです。

1日目
1.シュテファン大聖堂
2.CAFE CENTRAL
3.オーストリア国立図書館(プルンクザール)
4.美術史美術館
5.ウィーン楽友協会

2日目(半日)
6.シェーンブルン宮殿

ウィーン市街地は見所が密集していて歩いて回れるので、テンポ良くいけば1日でかなり回ることができます。

僕が何が何でもいきたかったのはプルンクザールと美術史美術館の2つ。本記事にも写真を載せていますが、本当にすごい場所です。何かあって行けなくなるのは嫌だったので、体力に余裕のある1日目に持ってきています。

なおウィーン観光の目玉の一つでもあるシェーンブルン宮殿は、他の見所とは離れた場所にあって電車で行く必要があります。中心地のカールスプラッツ駅からは電車で10分程度でシェーンブルン駅に付き、そこから10分くらい歩きました。見応えのある宮殿なので、この場所だけでほぼ一日かかると思っておいた方が良いと思います

1.シュテファン大聖堂

早速、一つづつ写真とともに紹介していきます。

まず旅のスタートはシュテファン大聖堂からにしました。ここシュテファン大聖堂はゴシック様式の大きな寺院で、ウィーン市街の中心に位置するため街のシンボル的存在になっています。

足を踏み入れた瞬間、美しい装飾と高い天井の迫力に思わず「おーー!」と叫んでしまうこと間違い無し。まるでロードオブザリングの世界です。

光の入り方など何から何まで素晴らしい。神秘的な雰囲気になるよう全て計算されてるんでしょうね。700年近く前にこんなにすごい建物を作る技術があったのが驚きます。

シュテファン大聖堂はエレベーターで上にあがれるようになっていて、ウィーンの街を一望することができます。そういう意味では、旅の最初に立ち寄るの場所として最も適切な気がします。

ひとしきり大聖堂を堪能した後、次の場所へ歩いて向かいます。

ウィーンは見所が市街地に密集していて、徒歩だけでも色々回れるのが良いところ。しかも古い街並がそのまま残っているので歩いているだけで楽しい。

歩いてると普通に馬車が通るからビビります笑

2.CAFE CENTRAL

ウィーンはオシャレなカフェが多い街です。ガイドブックを見ると、行きたいところが沢山出てきてしまうのでどこに行くか迷いましたw

その中でも宮殿の中にある美しいカフェで、紹介されている中でもひときわ輝いて見えたCafe Centralに行ってみることに。

素敵な内装です。天井のアーチがいかにもヨーロッパ建築という感じでカッコいい。ここはもともとフェステル宮殿という宮殿で、1860年に作られた歴史的建造物だそうです。

たくさんのケーキがディスプレイされてました。お持ち帰りもできるみたいで、お店に入らずテイクアウトだけ買って行く人も多かったです。

何を注文したかは忘れてしまったのですがw、写真だけは載せておきます。せっかくなのでオーストリア料理を注文しました。

美しいアーチの内装を見ながら美味しいご飯やケーキを食べることができ、優雅な気分になること間違いなしのカフェ。オススメです!ただ、観光客にも地元民にも人気のお店でお昼時はかなり混雑するので、行くなら時間をずらした方が良いです。

3.オーストリア国立図書館(プルンクザール)

続いてやってきたのはホーフブルク宮殿。ウィーン市街地の中心にある大きな宮殿です。天気が悪くなって写真が暗くなってしまってますが…ハプスブルグ家の当時の隆盛が垣間みれる豪華な建物。

僕がウィーンの中で何が何でも行きたかったのが、この宮殿の中にあるウィーン国立図書館(プルンクザール)。ガイドブックやテレビ、ネットでよく世界一美しい図書館として紹介されていて、絶対いきたいと思ってました。

 

これがプルンクザールです。見てくださいこの雰囲気!やばくないですか!?図書館を見てこんなに興奮したのは初めてです笑。

ここは奥行き約80メートル、高さ20メートル、世界で最も美しいバロック様式の図書館として知られています。マリアテレジアの父、カール6世が作らせたもので、中央に立っている石像がそのカールさんだそうです。

両サイドにビッチリと貴重な書物が並んでいて、天井には大きなフレスコ画が描かれています。ネットで検索してもあまり情報がなかったのですが、ダニエル・グランという画家が作者とのこと。

美しい地球儀が置かれていたのでパシャリ。

 

この方がカール6世だそうです。僕は28mmまでしか広角レンズを持っていなかったので、こういう場所こそ超広角レンズであおりまくりたいなぁと少し後悔しました。

ここで見えている範囲だけなので広くはないですし、料金は7ユーロかかりましたが…ウィーンにきたら絶対に訪れて欲しい場所です。空間としての完成度が半端じゃない。世界一美しい図書館と呼ばれるだけのことはあります。

4.美術史美術館

僕がウィーンでもう一つ絶対に訪れたかった場所、それが美術史美術館です。

古代から19世紀に至るヨーロッパ各地の美術品を収蔵されている美術館なのですが、僕が見たかったのは絵画作品だけでなく美しいエントランスの装飾と、美しいカフェ。言葉よりも写真でご説明した方がいいので早速写真をば。

これがそのエントランス部分です!これが見たくてウィーンに来たといっても過言ではありません笑。このシンメトリーな空間、ヤバすぎです。格好良過ぎてよだれが出ましたwネオ・ルネサンスという様式だそうです。

そしてこれが美術史美術館の中にあるカフェ「ゲルストナー」。世界で一番美しいカフェと紹介されていました。

 

もちろんカフェで一休みしていきました。本当にカフェ好きとしては最高の街ですね、ウィーンは。こんな空間でコーヒーを飲めるなんて贅沢過ぎます。

あまり写真を撮っていないのですが、内部はどこでも撮影可能で、美術作品も撮影OKです。ラファエロやブリューゲル、ミレーなどの絵画がところ狭しと並んでいるので、絵画が好きな方はぜひ訪れて欲しいです。

辺りはすっかり暗くなってきました。雨が街の光を反射させてメッチャきれい。

5.ウィーン楽友協会

この日最後にやって来たのがウィーン楽友協会。ここでモーツァルトのオーケストラを聞くことになってました。チケットは事前にネットで購入していたので、特に受付などはなくすんなり入れました。

僕は音楽は完全に専門外なので、どれをチョイスするかなどは完全に奥さんに一任ですw。ただ僕としてもっとも楽しみにしていたのが、コンサートホール。ホール内部の絢爛豪華な装飾とともに、その音響の素晴らしさから「黄金のホール」と呼ばれているので、一目見たいと思ってました。

これが黄金のホールです!音楽も良かったですが、自分としてはついついビジュアルに目がいってしまいます。日本だと写真撮影NGなことが多いですが、自由に撮影して良いというのが最高ですね。おかげで美しいホールとクライマックスの盛り上がりを撮ることができました^^

6.シェーンブルン宮殿

最後にご紹介するのがシェーンブルン宮殿です。ハプスブルグ王朝の歴代の君主が離宮として使っていた宮殿で、マリーアントワネットやマリアテレジアなどがいた豪華絢爛な時代を垣間みることが出来る場所。

ここはこれまでの歩いて回れる場所とは違って、地下鉄で行く必要があります。ウィーン市街のカールスプラッツ駅から電車に乗って6駅、約10分くらいのシェーンブルン駅で降ります。

常に人気な場所なので、駅で降りて人についていけば着くことができます。駅から歩いて10分くらいで敷地に着きました。

シェーンブルン宮殿はウィーン観光の目玉。そのため観光客がとっても多く、チケットを購入するのにも並ぶので注意が必要です。

料金は下記の通り(2017年度版)。学生料金を受けるためにはインターナショナルの学生証が必要だそうです。

 

Imperial Tour オーディオガイド付 

Grand Tour
オーディオガイド付
Grand Tour
ガイドツアー
大人 € 14,20 € 17,50  € 20,50
子供(6~18歳) € 10,50 € 11,50 € 13,00

学生(19~25歳)
身障者

€ 13,20

€ 15,00
(身障者は€16,20)

€ 19,20

オーディオガイドは日本語版があるので安心してください。Imperialは前半22室のみ見ることができ、Grandは全て見ることができます。時間がない方以外はGrand Tourで良いでしょう。

内部は写真撮影禁止なので注意です!この写真のみ、ネットから拝借させていただきました。ここはウィーン会議の舞台となった長さ40m、幅10mの「大広間 グローセ・ギャラリー」です。こういった豪華な広間、部屋をオーディオツアーで話を聞きながら巡ることができます。

その部屋によって雰囲気がガラッと変わり、ヨーロッパだけでなくアジアの文化も取り入れられた部屋もあったりと、見ていて楽しいです。写真が撮れないのが残念です…

シェーンブルン宮殿は美しい庭園も見所の一つです。ここはぜひ、晴れの日に来てほしい場所!僕が訪れたときは前日まで曇っていたので心配していたのですが、奇跡的に晴れて最高でした。

2枚目・3枚目で丘の上に見えるのが、凱旋門グロリエッテ。シェーンブルン宮殿を背中にして撮影しています。本当は丘の上まで歩いていくことができ、そこからシェーンブルン宮殿を見渡せるそうなのですが、僕たちは残念ながら時間の関係で行くことが出来ませんでした。

次来る機会があればぜひ行きたい…後ろ髪を引かれつつ、シェーンブルン宮殿を後にしました。

最後に

いかがでしたでしょうか?本記事を見て、ウィーンに行きたくなったという方がいたらとっても嬉しいです。見所いっぱいの魅力的な街なので、ヨーロッパ旅行いきたいけどどこに行くか迷っているという方、是非ウィーンも検討に入れてみてくださいませ!

3回に渡ってご紹介するハネムーンシリーズ、次はチェコのチェスキークルムロフを紹介したいと思いますー!ウィーンから日帰りで行ける場所でもあります。お楽しみに!

最後にウィーンの町中を散歩して撮影した写真を載せておきます。

ここはオペラの聖地、ウィーン国立歌劇場。

カフェ文化が根付いているウィーン。けっこう寒かったのですがテラスで朝食をとっている方々が結構な数いらっしゃいました。

ここはオーストリアの銘菓、ザッハトルテの老舗の「デメル」です。中で休憩はしなかったのですが、お土産にザッハトルテを大量購入しました笑。

素敵な街並で、散歩していて楽しくなります。ヨーロッパっていいですよねぇ。

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プロフィール

Kenta Nakazato
平日は写真関連の企業に勤め、週末は写真を撮ってます。
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