今年こそは桜をきれいに撮りたい!桜も花見もとっても好きなんだけど、 写真にするとなんだかしっくりこない。
そんな方のために、 今日は桜をオシャレに撮る方法14を書いてみたいと思います。
1. 青空をバックにする

定番ですが、 青空と桜を一緒に入れることでコントラストがついてきれいに見え ます。明るすぎない方が良いので、空を大きく写すのであれば正午頃ではなく午前中や15時ごろがベスト!
桜の花びらは白に近い色ですので、天気が悪いと雲と同化してしまって、残念ながらあまりきれいに撮ることは出来ません…ただ、その場合は水たまりに乗った桜を写すなど面白く撮る方法もあります。
2. シンプルな構図にする

なるべく余計なものを入れず、 シンプルな構図にした方が桜が引き立ちます。
せっかくだからその場の風景もたくさん入れたい! という気持ちはとってもわかります。
ただ、 画面に色々入れずきると主題が分からなくなって散漫にな印象になるので、 なるべく主題を絞りましょう!この花びらを撮るって決めるとか、この木一本を引き立てるとか。
3. 寄って撮る

シンプルな構図に通じるものがありますが、 なるべく桜に寄ってみましょう。そうすることで、 主役の桜以外がボケて主役が引き立ちます。
これくらいかなとー思ったところから、 さらに一歩進んでみて下さい! それだけでグッと写真の印象が変わります。
もし一眼レフユーザーで、マクロレンズを持っていたら、思い切りよってマクロで撮るのも面白いですね!いつもと違った世界を見せることが出来ます。
4. ぼかす

一眼レフを持っているのであれば、F値を下げて、 できる限り周囲をぼかしましょう。
望遠系のレンズを持っているのであれば、 一番撮りたい花の前にも花をいれて、 前ボケを作ってみるのも面白いです!独特の世界観ができたり、ふんわりとした印象にすることが出来ます。
もし一眼を持っていなくても、最近のスマホは性能が良いので、 なるべく近づいて撮れば周囲はボケてくれる…はず!
5. 3分の1ラインを意識する

最も有名な構図法の一つに、 縦横を3分割した線上に主役を載せるというのがあります。 主役は真ん中に載せた方がいいじゃんと思われるかもしれませんが 、試しに3分の1のラインを意識してみて下さい。全体が雰囲気がしまって、きれいに見えます。
上記の写真は、主題にした桜の花びらを画面を縦に三分割した場合の一番左の線上に置いています。
もともと真ん中に主題を置くのは「日の丸構図」といって、かなり難易度が高い表現方法の一つです。写真が得意な人意外は、3分の1の線上に載せるのが無難ですし、おしゃれに見えます。
6. 全体も写す

部分だけだとどこで撮ったかが分からなくなるので、全体も写しておきましょう。
ただ、なんとなくシャッターを切るだけだとゴチャゴチャして散漫な写真になってしまいます。そのため、なるべくシンプルな絵になるよう構図を決める必要があります。
とはいえ桜シーズンはどこも人でいっぱいでシンプルに撮るのは至難の技。。歩き回ってスポットを探して、人がはけるのを待ったり、しゃがんでローアングルで撮ってみたり、逆にハイアングルで撮ったり、色々と工夫しましょう!
7. アクセントを入れる

桜だけの写真もとても良いのですが、「同じような写真ばかり撮ってるな」と思った時はワンポイントを加えて変化させるのが面白いです!例えば人を画面に入れると、そこにストーリーが生まれて、写真を見る人の想像力をかき立てます。
先に構図を決めてカメラを構えておいて、欲しいイメージの人がフレームインして来たときにシャッターを切るのが効率が良いです!こればかりは自分の力ではどうにもならないので、あまり焦らず気長に待ちましょう。僕はよく5〜10分くらい同じ場所で待っていたりしますwプロの方は、もっと待つんでしょうが。。
ちなみに、上の写真は人を縦の3分の1のライン上に入れ、地面を横の3分の1のライン上にしています!やっぱり、これが撮りやすいんですよね。
8. おしゃれな物と一緒に写す

もはや、これを言ったら元も子もない気がしますが、おしゃれなものと一緒に写せばやっぱりおしゃれな桜写真が出来上がりますw
例えばスタバのカップ。好き嫌いあると思いますが、スタバのカップはシンプルでクールなデザインなので、桜とあわせてもおしゃれに決まります。
真ん中にどーんと何かを持ってきて、後ろに桜を見せる構図もなかなか面白いので挑戦してみてください。
9. 葉桜も撮り逃さない

ちょっと行くのが遅くなってほとんど葉桜になってしまっていた、という場合でも落ち込まないでください!
撮り方も色々ですが、僕個人的にはやっぱり青空と一緒に撮るのがオススメです!花びらの薄いピンクと、みずみずしい葉っぱの緑色と、空の水色が3色カラーになってとってもキレイです。
葉桜は、花と葉の割合にばらつきがあるので、切り取る箇所によって印象が全然変わります。そのため撮影者の個性が出やすい被写体なので、撮っていて楽しいです。ぜひ今年は葉桜を撮ってみてください!
10. 夜桜は真っ暗になる前に撮る

デジカメや一眼レフなどを持ってるなら、 ぜひ夜桜にチャレンジしてみましょう!
ただ、夜桜は肉眼で見るのと違い、 真っ暗になってから写真を撮るとなんだか寂しい印象になります。特に初心者の方は、夕日が沈む頃や沈んだ直後で、まだ真っ暗になる前の時間帯に撮るのがオススメです! 群青色の空と桜が良いコントラストで写るはずです。
この時間帯は写真が映えるので、 マジックアワーとも呼ばれています。
11. 逆光の夜桜を撮ってみる

桜の花は薄い色をしているので、 太陽を逆光にして撮ると色が飛んでしまって何が何だか分からなく なります…そのため太陽の下では順光で撮る方が簡単です。
一方で夜桜の場合は太陽に比べて光が弱いので、 逆光でも良い雰囲気を出すことができます。 もし良い場所を見つけたらチャレンジしてみて下さい!
上の写真は東京都千代田区の千鳥ヶ淵で撮ったものです。
12. 加工法① 明るくする

撮影方法でないので番外編です。
おしゃれな写真にするためには加工も必要! 一つ目は単純に明るくすることです。明るくすることで、 ポップで楽しい印象になりますよね!
フォトショやlightroomがあれば一番ですが、 無くてもアプリでOKです。
13. 加工法② 青味を足す

好みにもよりますが、 桜の場合は全体が青味がかっている方がキレイに見えると思います 。
具体的には、「色温度」の設定で温度を下げます。 カメラアプリであれば大体その機能は備わっているはずですので、 やってみて下さい!
14. 加工法③ ピンク系のフィルター

桜はガーリーなフィルター(ピンクなど)をかけるとオシャレで楽しい写真になる ので、オススメです!アプリで加工するのであれば、AnalogFilm Parisというアプリが、シンプルで使いやすいと思います!
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いかがでしたでしょうか!?
桜って、目で見るととてもキレイなんですが、 写真でキレイに見せるのは難しいんですよね。。 僕もいつも試行錯誤しています。
この記事が、 そういったお悩みの方にとって少しでも手助けになったならとても 嬉しいです!