二次会の撮影を頼まれたらやるべきこと〜当日の動き・撮影の心得〜

こんにちは。週末フォトグラファーの@LENS_BLOG_です。

前回の記事で、結婚式の二次会撮影を頼まれた時にどんな準備をすればよいか、何を持っていけばよいかについて書きました。今回の記事では、撮影するにあたって気をつけなければいけないポイントや、どうやって撮るべきかを時間の流れに沿って書いていきます!

友人から二次会撮影を頼まれた人の参考になったら嬉しいです!ただ、特にノウハウを学んだことのない我流ですのであしからず笑 載せている写真はもちろん全て僕が撮った写真です。

当日の流れを確認

前回の記事でも書いた通り事前に会の流れをゲットしていれば、どんなイベントがあるかを把握しているはずです。当日は早めに会場入りをして、どの場所でどんなことが行われるかを頭に入れておきましょう

そして事前にどのイベントのときにどこから撮影するかも決めておくとさらに良いです。司会の立ち位置、スクリーンの位置、新郎新婦の入場口、ケーキカットや余興をやる場所など確認し、それぞれどこでどのレンズで撮影するのかだいたい決めておきます

ケーキカットや余興の時などは、特に人が前に押し寄せてきて身動きがとれなくなる場合が多いです。どの場所で撮影するかを決めておけば狙った場所で撮影できるのでオススメ。

照明と天井の高さを確認

照明の明るさと天井の高さを確認しましょう。それによってストロボを使うかどうか、使うとしたらどのくらいのパワーで撮るかを決めていきます。ストロボを使う場合には直接被写体に当てず、必ず天井に当てて反射させる「天井バウンス」という撮影をしましょう。そうしないと写真の仕上がりが残念なことになってしまいます。

天井の高さによってストロボのパワーを確認する必要がありますので、パワーを調整して試し撮りしてみて決めましょう。天井が高い場合には、バウンスした光がほぼ全く届かない可能性もあります。その場合にはストロボは諦めなくてはいけません…

準備風景を撮影

確認が終わったら、準備をしているご友人の方々を撮影しましょう。司会の方が練習している風景、会場のセッティングをしている方、パソコン操作を確認している方、受付準備をしている方など一つ一つ撮影していきます。当日はみんなバタバタと準備していて余裕がないケースが多いです。準備している方々の邪魔にならないよう後ろからそっと写していきましょう。

新郎新婦はこういった準備をしているのは見ることが出来ないため、写真を撮って渡してあげると喜んで頂けることが多いんです。

司会や受付を撮影

準備が終わって受付が始まるまでの時間で余裕があるようなら、司会や受付の方に声をかけて挨拶がてら写真を撮らせてもらいましょう。この人がこの役割をやっていたんだという、記録写真のようなものです。本人たちの記念にもなりますのでぜひ撮ってあげましょう。

会場装飾を撮影

セッティングが終わっていたら、会場の装飾を撮影していきましょう。高砂のお花、ウェルカムボード、ウェルカムスペースに並んだ品々、お店が出す案内、お店の看板など会場を隅々まで見渡して目についたものを一つ一つ丁寧に撮影していきます

あとで撮ろうとしても余裕がなかったりするので、人が集まるまでの間に撮影しておきましょう。二次会の開始時間が遅れていなければ、受付をオープンしてもいきなりたくさんの人がドバッと入ってくることは少ないです。まだ人がまばらなうちがチャンスです。

受付でひたすら撮影

会場装飾等も撮影したら、受付に待機して来る人たちを撮影しましょう。二次会は同窓会っぽい雰囲気にもなるので、受付の人とゲストの人が久しぶりに会った場合だと「うわー久しぶりだねー!!」と盛り上がったりします。その瞬間めっちゃ良い表情になるので、すかさず撮影するようにしましょう笑

あと僕は手を撮影するのが好きです。受付の方が来客リストをマークしている手や、お金のやりとりをしていている手や、余興のゲームなどで使うものを手渡したりしている手を撮影すると、なんか雰囲気が出るのでオススメです。

新郎新婦の入場まではウォーミングアップ

新郎新婦の入場までは、みんなまだ盛り上がりきっていないので、あまり良い表情は撮れません。ウォーミングアップと位置づけて、撮影に本腰を入れるというよりは全体を見渡してどんな人が来ているかとか、この人メッチャ笑うなとか、そういった人間観察をするのが良いです

観察をしながら、盛り上がっているグループがあればちょくちょく撮影していくというような流れ。このときはそんなに良い写真が撮れないので、ある程度気を楽にしておきましょう。二次会も2〜3時間あるので、あまり気を張りすぎると疲れますし、そうすると良いシーンを見逃す可能性もあります。抜けるところは抜いておくのが大切。

新郎新婦の入場は望遠から広角へ

新郎新婦が入場してきたらその動きの導線上に座りましょう。そしてまだ遠くにいる場合は中望遠レンズで撮影しておき、段々近づいて望遠だとフレームアウトするようになったら広角レンズで撮ります

入場シーンは盛り上がります。ハイタッチしたり握手したり、色んな予測不能な動きを新郎新婦がしたりもします。動きにあわせてひたすらシャッターを切りまくりましょう。

入場して高砂に新郎新婦が着くと、司会の方が「もう一度盛大な拍手をお願いします」といって拍手が促すことがほとんどです。その際にはゲストが良い表情になりますし、拍手も盛大にするのでゲスト側も撮影しましょう。

乾杯は広角で盛り上がりを写す

乾杯は広角レンズを使って、ぜひ会場全員が高らかに乾杯している様子を写しましょう。乾杯は一瞬の出来事です。そのためどうやって撮るのかは予め決めておき、カメラを構えてフォーカスもあわせて待っておきましょう。何も決めないでいると、撮り逃したり焦って構えてピンぼけをする可能性があります。

全体の乾杯が終わった後、新郎新婦に乾杯しにくる方がたくさんいるはずです。新郎新婦の近くに陣取り、乾杯しにくる方々を片っ端から撮るのが効率よくてオススメです。

歓談中は動き回る

乾杯が終わって歓談になったら、とにかく動き回って色んな人を撮りまくりましょう。撮り漏らしがないように隅から隅まで歩き回って、全員を写すというような心持ちで撮っていきます。こちらから「写真撮ってもいいですか」と聞いて撮るパターンも、自然な様子を撮るパターンも両方あると良いでしょう。

動き回りながらも、常に視野を広くもって、盛り上がっているグループがあったらそこに素早く移動して撮影します。盛り上がっていると、一度だけでなく何度何度も爆笑が起きます。隅々まで写しつつ、「あのグループはまた笑いが起きそうだな」と察知したらそこに移動するというのを繰り返していきましょう。

料理や飲み物を忘れずに撮る

パーティーで振る舞われた料理もまた思い出の一つ。料理や飲み物はうっかり撮り忘れてしまうこともあるので、必ず意識して撮るようにしましょう。ついでに料理を撮りにきた人もパシャパシャ撮ってしまえば一石二鳥です笑。

例によって僕は手が好きなので、料理をとっている手や飲み物をとっている手も忘れず撮ることにしています。

ケーキ入刀は一番良い位置をゲット

ケーキ入刀のアナウンスがあったら、すぐに最前列の一番良い位置に陣取りましょう。イベント系は位置取りが全てなので、真っ先に良い場所に移動するのが鉄則。

ケーキ入刀されて写真タイムになったら、かならず手を挙げて「こっちに目線くださーい!」と大きな声で叫んで新郎新婦両方の目線を獲得しましょう。ちょっと恥ずかしいですが、恥じらいを捨てて大声でいきましょう。

新郎新婦の目線をゲットして写真を撮ったら、写真をとっている周りの人たちの顔もとりましょう。みんなスマホをかざして笑顔で新郎新婦を撮っているので、表情がとっても生き生きしていてフォトジェニックなんです。

拭き終わるまでがファーストバイト

ケーキ入刀の後はそのままファーストバイトになります。ファーストバイトはケーキカットと違って短い時間の出来事で、ゆっくり写真を撮る暇はないです。そのため乾杯のときと同様、どのレンズでどうやって撮影するかを予め決めておきましょう。

ズームリングを回したり迷っていると撮り逃すので、一旦構図を決めたらあとは待ちの姿勢でいきましょう。コツはとにかく迷わないことです。僕の場合は連射してあとでgif化して渡してます。

また、ファーストバイトは食べさせたあとに、新郎のほっぺを新婦が拭くというイベントが8割くらいの確立で発生します。終わったと思って気を抜かず、カメラは構えたままにしておきましょう。

映像鑑賞中も撮りまくる

余興で最も多いのが、友人の作った映像を流すケースです。盛り上がるのは間違いないので、映像鑑賞中もカメラマンは気を抜かず、見ている人たちの写真を撮りまくるのが良いです。新郎新婦の表情を何枚か撮ったあと、もし動き回れるスペースがあるのであれば、移動して後方にいるゲストの方々も写真を撮りましょう。

映像中はゲストの動きがなくなるので、前の方で何かが始まってそれを撮りのがしてしまうというケースは少ないです。安心して後ろの方にもいっちゃいましょう。邪魔にならないようには注意ですが。

手紙の時は、涙を見逃さない

披露宴では新婦からご両親への手紙が鉄板ですが、二次会では新郎から新婦への手紙や、新婦から新郎への手紙がある場合があります。この時は会場が静まるのであまり音を立てないように移動したり写真を撮るようにしましょう。

手紙を読んでいる時は、仲の良いゲストも涙を流すことがけっこうあります。会場を見渡して、もし泣いている方がいたらそちらにレンズを向けるようにしましょう。あとで写真を見る新郎新婦からしたら、自分たちのことでうれし泣きしている人がいたら嬉しいですよね。そういうタイミングを見逃さないように常に注意を払っておきましょう。

集合写真は司会に手伝ってもらう

最後に全員で集合写真を撮る場合は要注意。集合写真って、実はかなり腕が必要になるものです。それだけで1記事かけるくらいなので、ここでは簡単に説明します。

集合写真は人数が多くなればなるほど統制が効きづらくなるので、幹事側の協力が必要不可欠になってきます。できれば司会の方に手伝ってもらって、どこからどこまでの間に立ってもらえばいいかなどの指示をして頂きましょう。

司会の方に並ばせてもらっているうちに、何度か試写してカメラの設定を確認します。とにかく時間がないので急いで設定を確認。会場が暗い場合は、店員さんにお願いして照明を一番明るい状態にしてもらいましょう

全員がフレームに入ったら、「みなさんこのカメラのレンズが見えてますか?見えていない方は画面に入っていないので、入る位置に動いてください!」という指示を出して最後の微調整をします。

たくさんの人を集めているので焦る気持ちはあると思います、ここはある程度時間をかけても意外と大丈夫です笑。写真を撮ったら必ずモニタを確認して、ちゃんと撮れているかを落ち着いてチェックするようにしましょう。ちゃんと写ったなと思ったら、そこから念のため何枚か撮って終了です。

退場時は新郎新婦の前を歩いて撮る

新郎新婦の退場シーンは、新郎新婦の導線上に立って(座って)新郎新婦を前から撮影します。新郎新婦が自分に追いつくというところまで撮り続け、追いついてきたら走って前に移動して、振り向いて新郎新婦を撮ります。

また退場の際にはゲストの手でアーチが作られることもあります。その場合は遠慮せず自分もアーチの中に入って新郎新婦を撮影しましょう。広角で撮るとアーチはメッチャ写真映えします笑

出口まで来たら新郎新婦は後ろを振り返ってお辞儀をするはずです。そのため出口付近まできたら新郎新婦に先をいかせ、今度は後ろから写真に撮るようにしましょう。新郎新婦が最後のお辞儀をしたところで、ゲストが「チュー!チュー!」とコールする場合があったり、胴上げが始まる場合もあります笑。その時は見逃さず撮影していきましょう。

お見送り時の品も撮影

最後は新郎新婦がゲストをお見送りします。その際にお土産を手渡すことがほとんどなので、その品も忘れずに撮影しておきましょう。また、お見送りの時は写真撮影を頼まれることが多いです。そのためお見送りする新郎新婦に張り付いておき、頼まれたら撮影するようにしましょう。

さて、ここまでで前後編あわせて8000文字を超す超大作となってきました笑。ここまで付き合って読んでいただいた方、本当にありがとうございます。最後に、全体を通しての二次会撮影の心得を書いて結びにしたいと思います。

心得① とにかく撮影しまくる

とにかくがむしゃらに写真を撮りまくりましょう。たくさん撮らないと奇跡の一枚は生まれません。「この人はさっき撮ったな」とか思わず撮りまくりましょう。とりあえず撮っておいて後で精査をすればいいので、撮る段階で躊躇する必要は全くないです。

人だけでなく会場の雰囲気、装飾、料理など隅々まで写しきりましょう。「これは撮らなくていいかなー」という躊躇もいりません。人と同様、とりあえず撮っておいて後で精査すればいいです。

僕の場合は3時間程度の二次会であれば1000枚くらい撮るケースが多いです。単純計算すると10秒に1度くらいシャッターを切っていることになります笑

心得② 望遠と広角をバランスよく

望遠で少人数を切り取って撮るのも、広角で会場の雰囲気を撮るのも両方バランスよくやっておきましょう。どっちかに偏って撮りすぎると単調になりがちです。バランスよく撮ることでバリエーションが生まれ、動きのあるよいアルバムになります。

人には好みがあるので、意識しないと自分の好みの撮り方に偏ってしまいます。一つの画角でずっと撮っているなぁと感じたら、意識して別の画角を撮るようにしましょう。

心得③ 位置取りが命

ここまで説明してきた通り、良い写真を撮る上では位置取りが極めて重要になります。必ずしも最前列が良いという訳ではありませんが、良く写る場所を探して移動していきましょう。

また、一つの場所にずっといて撮っていると単調な写真になってしまいます。移動できるスペースがあるなら、何度も場所を変えて撮るようにしましょう

心得④ 視野を広く持って感覚を研ぎすます

視野を広くもって辺りを見渡すことで色々と気付くことが多いです。盛り上がっている人たちを見つけて撮りにいったり、感動して泣いている人を見つけて撮ったりと、とにかく感覚を研ぎすませて状況に応じて判断していきましょう。

二次会の撮影はスポーツに近いものがあるんですよ笑。そういえば走ったりすることもあるので、体力も使いますね笑。

心得⑤ 恥じらいを捨てて突っ込む

恥ずかしがらずに、ゲストに声をかけて撮ることもやりましょう。知らない人に声をかけるのはちょっと恥ずかしいですが、良い写真を撮るためにはそんなことも言っていられないです。

それでも恥ずかしいという人の場合は、お酒を何杯かひっかけてから撮影に臨むのもオススメ。づかづかと入っていって写真を撮っていきましょう笑。

最後に

とっても長くなってしまいましたが(書くの大変だったw)、今回は自分のノウハウをほぼ全部引き出してみました!いかがでしたでしょうか?この記事と前回の記事を読むことで勉強になったという方がいたらとっても嬉しいです。

書いてみると自分自身気付くこともあって、次回はこうやって撮ろうかなという考えに至ったりもしました。

Lensでは結婚式や二次会の写真撮影依頼を受け付けています。詳細はコチラのページにありますので、ご希望の方はぜひお読みいただきご連絡頂けると幸いです!

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プロフィール

Kenta Nakazato
平日はIT企業に勤め、週末は写真を撮ってます。
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