カメラをハンズフリーで持ち歩く。Peak Designのキャプチャー&プロパッドを紹介します

こんにちわ!写真好きのナカザト(nakaken0907)です。

「両腕フリーな状態でカメラを持ち歩いて、シャッターチャンスが来たらサッと出せたらいいな…」

そんな妄想をしたことはないでしょうか?肩に煩わしいストラップをかけることもなく、手ぶらで街を歩く。気になる光景に出会ったらさっとカメラを取り出してシャッターを切る。写真好きにとって夢のような世界ですよね。

いやいや、そんなこと出来るわけないじゃんと思った方、それが出来るんです。Peak Designのキャプチャーとプロパッドならね。いやはや、この商品には驚かされました。アイデアが天才的。今のところ2018年買ってよかったなランキングでは間違いなく暫定トップです

以前ご紹介したストラップといい、Peak Designの製品は良いものが多い。

前回記事:Peak Designのカメラストラップが使い勝手最高だったのでレビューします!

どんなものか

パーツパーツを見せても分かりづらい商品なので先に完成形を画像でお見せしてみます。

カ、カメラが浮いてるーーー!!

そうなんです。Peak Designの2つの商品を組み合わせることによって、このようにベルトにカメラを固定することが出来るんです!

買い揃える物

必要になるのはPeak Design社の2つの商品。

一つ目がこのキャプチャー。

二つ目がプロパッド。

2つ合わせて12,000円ほどしますが、これらさえあればあなたもハンズフリーでカメラを持ち運べるんです!!

キャプチャー開封

箱に入っていたのはこんな感じでした。

◆箱に入っていたもの
・本体
・クイックシュー
・ネジ2本
・六角レンチ
・入れる袋

本体はこんな感じです。値段としては9000円程したのですが、とっても簡素な作り。。

キャプチャはこういう風に、パカっと開くようになってます。ここに紐とかベルトとかプロパッドを挟むんです。言葉ではよく分からないと思うのであとでお見せします。

横から見た図です。このくぼみの部分にクイックシューを載せるようになっています。

同封されているこのクイックシューが、カメラとキャプチャをつなぐ接合部分。

カメラ底面のところに六角レンチでくっつけます。

こんな感じでくっつけられたらOK!これはストラップのときと同じなので、もうすでにピークデザインのストラップを持っている方は作業必要ありません!

よいしょと。クイックシューとキャプチャがこうやってくっつくようになってます。ボタン操作なども必要なく、押し込めばカチャッとハマる。

次はプロパッドの方を見てみましょう。

プロパッド

続いてもう1つの商品がこれ、プロパッド。この写真だけだとなにがなんだか全然わかりませんねw僕も来たときは「なんだこりゃ?間違えたかなww」と心の中で嘆きました。でもこれが非常に重要なアタッチメント。

紙に使い方の写真が書いてあります。あ、これを開いてベルトに通すのね。

上蓋を開けたところがこんな感じです。

この部分に。

このようにキャプチャを滑りこませるという訳です。

ベルトへの装着

ではキャプチャーとプロパットを組み合わせてどうやってベルトにつけるか見せますね。

まずはプロパッドをベルトに通しますね。

そしたら、キャプチャーをプロパッドにくっつけます。服装とアングルが変わってますけどまぁお気になさらずw

そしたらプロパッドのベロの部分をこう下げます。

それでこうカチャっとキャプチャをくっつけると。これで完成!

あとはキャプチャの部分にカメラを載せるだけ!無事乗りました!!

くっついたーーー!ブンブンふっても取れませんので全く問題ないっす!

外すときは、本体横のボタンを押して引っ張るだけなので簡単です。

付け外しは本当にスムーズなのでgifで見てみてください。サッと外してすぐに構えることができますし、簡単に腰に付けることもできます。ガンベルトみたいな感じでかっちょいいですね。西部劇みたいな。

プロパッドがなかった場合

プロパッドなしで腰につけられないか、プロパッド高いぞという疑問がわくかもしれません。もちろんキャプチャがあればくっつけることはできるのですが、多少無茶な感じになるのです。下の2枚の画像を見ればそれがわかるはず!

まずこのベルトにキャプチャをつけます。

カメラをつけるとこんな風に無茶な方向を向いてしまうのです。これは取り出しずらいし、くっつけるのが手間になります。

ちなみにキャプチャがあれば、こんな感じでリュックにくっつけることもできます。D600だと重たいですが、ミラーレスなら問題ないかと。

2台体制の撮り回しに最適!

ハンズフリーな散歩も良いですね。ただ個人的に一番ナイスな使い方は、カメラ2台で撮り回すときに一台を腰につけるスタイルです。

こんな感じの装備になります。これが本当に神がかり的に便利で、ウェディングカメラマンはもうみんな使った方がいいです。

キャプチャを使っていなかった時代は、両肩からカメラをぶら下げてました。そうすると一台構えた時にもう一台がブラーンとなっちゃうのがすごい気になるし、せわしなくカメラを入れかえて撮るのでぶつけたりするんですよね。

それが一台を腰に付けるようになったことで装備がスッキリしました。機材同士をぶつけることもなくなり、スタイリッシュに撮影することが可能に。

それでもやっぱり、「落ちてしまうのでは?」と懸念される方がいらっしゃるかと思います。僕は今のところ3度ほどウエディングの撮影でD600を付けて走り回っていましたが、特に不安になるようなことはなかったです。多分、僕みたいに一眼をくっつけて歩くことは稀で、ほとんどの方はミラーレスなどを付けるでしょうから、より大丈夫だと思います。

カメラ二台を肩に下げるがずっと苦痛だった僕からしてみれば、本当にベストなソリューションでした! ぜひピークデザインのキャプチャを使ってカメラを腰に付ける楽さを体験してみてください!

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プロフィール

Kenta Nakazato
平日は写真関連の企業に勤め、週末は写真を撮ってます。
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