こんにちは。陶器が大好きな@LENS_BLOG_です。
器って大切ですよねぇ…。自分の作った適当な料理も、買ってきた総菜も、素敵な陶器な器に入れると急に豊かな食材になり、味すらも変わるように思えます。逆にタッパーやプラスチックの容器のまま食べていると、なんだか悲しい気持ちになります。
そんなことに気付いてから、僕は急速に陶器にハマり始めまして、最近では旅行に行くとその場所に陶器の生産地がある場合は必ず訪れることにしています。ちなみに、今年は陶器の一大生産地である岐阜県の美濃地方に二度も行っています笑。陶器市に行った様子はこちらの記事、多治見で買ったお皿はこちらの記事をご覧下さい!
さて本日は僕が沖縄で最も気に入った場所であり、沖縄の陶器「やちむん」の生産地である読谷村やちむんの里の紹介と、そのときに買った陶器をご紹介します。
読谷村の景色
読谷村やちむんの里は、那覇空港から車で1時間ほど北に行ったところにあります。大通りである国道58号線を一本入ると、急に沖縄の昔の風景が広がっているので驚きました。
のどかな景色ですよねー!ハイビスカスがあちこちに咲いていて、家は昔ながらの建築様式。歩いていてとっても気持ちの良い村です。ちなみに、車は村の入口に止めて歩いて回ることになります。
16の工房が軒を連ねる陶器の村がやちみんの里です。これは村のシンボルでもある登窯。実際に焼いている場面は見れませんでしたが、こういった窯を間近で見れるのも読谷村の良いところ。
村を歩いていると、実際に作陶している作家さんの姿を見ることができます。こういった場所で作っているから豊かな陶器が生まれるんだろうなと実感します。
外に作品を飾っているお店も多いです。シーサーがたくさんあるのも沖縄らしくて素敵です。
ここからは、僕がとっても気に入って買物をしたお店を紹介します。
横田屋窯
横田屋窯は「ゆくたやがま」と読みます。素朴な色合いと花柄が特徴的で、嫁がめちゃくちゃ気に入っていました。ここでは、小鉢を2つとコーヒーカップを2つ購入。
店頭にたっている女性がとってもパワフルで楽しい人で、ついつい色々話をしてしまいます。聞くところによると、色んな百貨店などのバイヤーが買い付けにくるそうなのですが、お店に直接来る人がガッカリしないために、あまり多くは出していないそう。そのため東京や大阪で売るときには倍になるそうなので、ぜひ直接行って買うことをオススメします。
作陶している様子も見ることができました。
北窯
北窯は名前の通り、村の北側にあるお店です。ここは宮城正享さん、松田共司さん、松田米司さん、與那原正守さんの4名の親方が所有する共同窯で作られたやちむんが販売されています。そのため4者4様の作風が楽しめるお店です。
先ほどの横田屋窯とは異なり、こちらは建物の中に商品があります。クーラーも効いているので、汗を乾かしながらゆっくりと見て回りましょう。僕はここで5寸皿を3つ購入。
お店の軒先にはキレイな花がディスプレイされていました。北窯はHPもかっこよく作られていたり、インスタのアカウントもあったりするのでどこにいてもアップデートを見ることが出来ます。
僕もたまに見て沖縄に思いを馳せています笑
うつわ家
最後はやちむんの里の入口にあるお店、うつわ家です。ここは雰囲気も揃っているやちむんも大好きになり、沖縄滞在中に合計3回訪れました笑
うつわ家は外観も軒先も、内観も全てセンスが良いんです。見ていてワクワクします。
「常秀工房」という工房で作られたやちむんたちを販売しています。伝統的な絵柄からモダンなデザインの陶器まで幅広いジャンルが取り揃えられてます。
僕はこの赤の入った陶器に惚れ込んでしまいました。赤絵は作るのが難しいため高いらしいのですが、気に入った大皿を購入。
買ったやちむん
まずは最後にご紹介した「うつわ家」で購入した大皿。赤い模様がとても気に入ってます。金額は7000円くらいでした。真ん中は蛇の目といって、釉薬が塗られておらずザラザラとしてます。
深いお皿になっているので、汁物やサラダなどを盛るのに使うつもり。
続いて横田屋窯で購入した2つの小鉢。十分な深さがあるので、何にでも使えそう。
北窯で購入した5寸皿の三兄弟です。模様がポップで色合いが素朴。伝統を大切にしつつもモダンな雰囲気にチャレンジしたようなデザインが気に入りました。
最後が、これまた横田屋窯で購入した2つのコーヒーカップ。最近はいつもこれを使ってコーヒーやお茶を飲んでいます。色がキレイなのと、持ち手が大きくて使いやすいんです。ヘビロテ。
いかがでしたでしょうか?写真多めで読谷村のやちむんの里の紹介と、そこで買ったやちむんをお見せしました。
読谷村はフォトジェニックでショッピングも楽しめる最高の場所なので、沖縄本島に行った際には是非訪れて欲しい場所です!