2017年も残すところあと少し。過去何度もトライして3日坊主で辞めてしまったブログを、今回は意外と細々と続けられたのが個人的には驚きです。
なんでだろうなぁーと思って思い返してみると、アメブロやはてなといったプラットフォームだと自分好みにカスタマイズ出来ないからなんだと気付きました。物を作るのが何よりも好きな自分にとって、完全に自分好みにカスタマイズ出来るのが楽しくて、Wordpressをいじるのに夢中になってました。
さてそんなブログとの出会いがあった2017年、これから年末にかけて、何度か一年の振り返り記事をあげたいと思ってます。今回は2017年に買ってよかったなぁと思えるモノを紹介します。
1. 美濃焼の陶器
今年は美濃焼を買うために3度も多治見を訪れました。小皿、どんぶり、マグカップ、湯呑みなど片っ端から買いまくった気がします笑。陶器にハマり始めたのはここ1年ほどですが、今のところ最も好きな陶器は美濃焼なんです。
眺めるだけで美しいお皿でも、料理を載せるとごちゃごちゃしてしまって「コレじゃない感」を感じてしまう場合があります。それに対して美濃焼の陶器はシンプルで、料理が映えるものが多いんです。お皿は料理を載せることで完成されると思っているので、美濃焼に魅力を感じるんだろうなと。また来年も美濃焼を買いにいきたいなぁ。
多治見に行ってきた時の記事はこちら。
2. やちむん
陶器でもう一つ好きになったのは、沖縄旅行に行った際に購入した「やちむん」。やちむんは沖縄の陶器らしさ全開の独特なデザインと色で、本土の陶器とは一線を画す存在です。少しくすんだ土色に鮮やかで不思議な魅力を持った模様、釉薬を使わない蛇の目部分、少し高めの高台など、日本の陶器と少し違う設計なので異国感がすごい。
また陶器そのものだけでなく、生産地である「読谷村」という場所がめちゃくちゃ気に入りました。那覇の近くにも関わらず沖縄の原風景が広がっていて、足を踏み入れるとそのゆったりとした空気に癒されること間違いなしです。読谷村の魅力はコチラに書いてありますのでぜひご覧下さい!
3. SLIKの三脚
ここからはカメラ関係がほとんどになってきます笑。まずSLIKの三脚、AIRY M100です。この三脚はデザインと質感が男心をくすぐります。また普段使っているリュックのサイドポケットにスポっと入るのがとっても便利で、今年は幾度となく連れ回しました。
今年は星を撮らなかったのがちょっと残念。来年こそは星空ポートレートに挑戦してみたいなと思っております。AIRY M100についての愛を語った記事はこちらです。
4. NIKKOR 85mm f/1.8G
まだ記事にしていないのですが、今年買った唯一のレンズである85mm f1.8は半端なく気に入ってます。旅行やテーブルフォトをのぞいて、最近もうこれしか使っていないといっても過言ではないくらい連れ回しています。
このレンズ最大の魅力は美しいボケと柔らかな描写。ポートレートに最適な特徴をもっているので、結婚式での撮影にはもってこいです。カカクコムなどのレビューを見ていると、2杯以上の値段がする上位モデルの85mm F1.4よりも優れているという声もあるくらい。
来年も連れ回して写真撮りまくるんだろうなぁと思ってます。
11月以降の記事はかなりの割合でこのレンズを使用してます。石神井公園に行った時の記事は全てこのレンズで撮影。
5. NissinのストロボDi700A
自分のカメラライフにおける最も大きな変化は、オフカメラライティングを始めたことです。カメラからストロボを離すことで様々な表現を作れることが分かり、今まで気付かなかったカメラの一面を知ることができました。
ストロボをカメラから離すだけで、目の前にある風景を全く違うものにすることが出来る。ありのままを写すのが写真と思っていた自分にとって、これは世界がひっくり返るくらいの気付きでして、どでかいハンマーで後頭部をガツンと叩かれたような感じがしたんです。誇張じゃなく割とマジです。
そのきっかけになったのがこのストロボです。無線で操作できるair1も一緒に付いてくるので、これだけでストロボをカメラから離して使うことが可能です。たった2万円で世界を変えることができるのでオススメ過ぎるこの商品。詳しくはこちらの記事で紹介しています。
ウェディング撮影でも、ストロボをバックライトとして使うことで、いままで出来なかったドラマチックな表現を出来るようになりました。こちらの記事の後半の撮影は全てDi700Aを使っています。
6. NEEWERのソフトボックス
ストロボとセットで買ったのがソフトボックス。これをストロボにくっ付けることで、ストロボを光らせたとき特有のテカテカして不自然な感じがなくなり、自然な光を作ることが出来るんです。
4000円くらいで購入することが可能なので2個購入しました。とっても安いのでビギナーの方には超絶オススメ。ただちょっと気になっている点が、首を動かそうとすると本体の傘の部分が邪魔になって動かしにくい点です。来年はお金に余裕が出来たら、もう少し良いソフトボックスを買おうかなとも思ってます。
7. Lighting Adventureのライトスタンド
ストロボを始めてからライトスタンドを何個か購入してみたんですが、安いスタンドはすぐに壊れたり、サイズが大きかったりしてあんまりしっくりくるものがありませんでした。
このライトスタンドはたたむと50cm程度とかなりコンパクトな上に、けっこう雑に使っていても壊れません。さらに約5000円という安さなのでコスパが最高。今まで使ってきたライトスタンドの中では一番気に入ってます。
ストロボ周辺機材はまだまだ揃っていないので、今後色々と調べながらゆっくりと揃えていこうと思ってます。あと、この機材もレビュー記事書かなきゃ…
ストロボをカメラから離すことで、色んな表現をすることが出来るようになりました。コチラのポートレートの記事を書いた時はちょうど始めたばかりでしたが、楽しく撮影できました。
8. IODATAのHDD(NAS)
今年は仕事で結婚式などを撮影するようになりました。それによって今まで趣味で撮っていた時と比べて、撮影枚数が数十倍に。そうなってくるとキツくなってくるのがPCのストレージ容量。
外付けHDDが必須になってくるのですが、有線でいちいちつなぐのもとっても面倒くさい。ということで買ったのがこのネットワーク型の外付けHDD(NAS)です。そうしたらこれが想像以上に快適。いやぁ買って良かった。でも、そのHDDがいっぱいにならないかすらちょっと心配になってきますが…
このHDDを買うにあたって、全然分からなかったNASのことを調べました。その時の記事はコチラなので、ぜひ興味のある方はお読み下さいませ!
9. D4S
最後はやっぱり、9月に購入したD4Sを紹介せざるをえないでしょう。2017年に購入した中で最も高価なものです。
結婚式の撮影依頼を受け始める際に2台目のカメラが必要だということに気付いたときには、もともとD750かD810で比較検討していました。でもやっぱりプロとして活動する以上は覚悟を決めたいと思い、フラッグシップ機であるD4Sを買うことにしました。その辺りの経緯はこちらの記事でも書いています。
見た目のゴツさ、持った時の重厚な質感、シャッターを押したときの小気味よい音など、所有欲を満たされる素晴らしいプロダクト。つくづくD4Sを選択して良かったなぁと感じる毎日です。まだまだふさわしい腕はもっていませんが、2018年も撮影しまくって少しでも近づけたらと思ってます。
家に届いた時の興奮をそのままに書いた記事はコチラです。
最後に
振り返ってみると、今年はカメラ関係の商品をたくさん買った一年だなぁと思います。
ものを買うという行為は単に所有欲を満たすだけではなく、それによって今まで知らなかった世界を知ることが出来たり、今まで出来なかったことが出来るようになったり、使いこなすために必死に努力をしたりします。
そういった意味では、ものを買うのは人の成長につながる行為とも言えるんじゃないでしょうか。2018年も色んなものを買って、成長していきたいなと思っている今日この頃です。